実験に欠かせないサランラップのコストダウンについて考える
目的
生物系のラボでは日々、様々な用途でサランラップを消費していると思います(ワタシはほぼ使用しませんが。。。)。アガロースゲル作製時、メスシリンダーでの溶液を作製時、ゲル保存時などなど幅広い用途でサランラップが必要になってきます。しつこいようですが、ワタシは勿体ないので使いません。
サランラップは家庭でも日々当たり前のように消費しているので意識がいかないところもあると思いますが、お金かかってます(笑)
ワタシの現所属先では、年間800 mものサランラップを使用しています。現所属先はそこまでマンパワーが無いのでラボによってはもっと使用しているところがあると思います。従って、コスト削減効果が高いと考えられます。そこで今回は、これらサランラップのコストダウンについて記事を書こうと思います。
サランラップ的なものの種類
ラップには様々な原材料のものがあります。様々な性能(酸素透過度、水透過度などなど)が違います。しかしながら、どうでも良いです(笑)安さ爆発はポリエチレンラップを使用しています。
一般的なラップの値段
現所属先に着任したとき、生協で普通のサランラップを購入して使っていました。よくあるサランラップとして下記のようなものがあります。
|
|
例えばこういうサランラップ、50 mで500円ぐらいしますね。これを使ったとして年間コストを算出してみます。
800 m / 50 m * 547円=8752円( ゚д゚)ハッ!
まぁ、アクセプタブルですねwしかし、少しで安くするのが本ブログの趣旨であります。
安いラップを探してみる
研究費に乏しい貧乏研究者なワタシは、コストダウンを考えました。ワタシは個人的にツルハドラッグが好き(楽天ポイントが使えるので)で、このエムズワンというプライベートブランドが安くて自宅では使っています。
|
|
これだと、800 m / 33 m × 84円 = 2036円
これでもだいぶコストカットになりますが、現在ワタシは下記のものを楽天市場で購入して使用しています。
【送料無料】フジエコラップ 30cm×100m 30本/1ケース |
これを使用すると、800 m / 3000 m × 5410円 = 1442円です!!!
終わりに
このように、普段大量に使用する消耗品であるサランラップの場合、調達先を工夫することによって年間7000円ほど(笑)のコストカットが可能になりました。浮いたお金でちょっとした試薬が買えますね。
研究費もマンパワーもないけど、なんとか実験して論文を出していきたいですね。